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サピックス6年生αコース内での競争

サピックス6年生になった長女は、2月に、4科目の勉強時間の組み方にかなり困惑していました。

授業で算数の問題をやっても、帰宅して食事を摂りながら、「同じクラスの子達は大体できているのに、自分はできなかった、自分はクラス内で一番バカなんじゃないか」と言い、焦りの色も見えました。
四苦八苦しているようでした。

そして、これまで、「分からない問題があるから教えて欲しい」と言う事は滅多になかったのに、6年生になった途端、「分からないから教えて」と言って、算数のプリントを持ってくる事がチラホラ出てきました。
3月後半ごろから、ようやく落ち着いてきたようで、私に質問してくる頻度もだいぶ減りました。

ところで、6年生になってから、通常の組み分けテストとは別に、毎週、授業中の成績で、次回の授業での教室内の座席が変わり、悪いとα2に落ちます。
但し、αコース内での変動なので、アルファベットのクラスに落ちる事はありません。

うちの長女も、毎週の授業の成績で、α2に落ちる事もあれば、逆に、α1で1番良い事もあります。

算数の授業がある曜日でα2に落ちた時は、「落ちた。しかも自分だけ!あー悔しー」と、大きな声で悔しい思いを延々と話しながら、食事をしてました。

毎週出るαコース内での成績については、6年生が始まった2月頃は、落ちたらガッカリだし、α1でトップだったら嬉しいし、いちいち気になりました。
が、今となっては、毎週毎週の事なので、一番良い成績であっても、悪い成績であっても、喜怒哀楽の感情はあまり起きなくなってきました。
いちいち気にしていられないというのもありますし、サピックス6年生の生活に慣れてきたようです。

仮に、α1で1番成績が良かったとしても、翌週には落ちているかもしれません。
逆に、クラス落ちの成績でも、また復活するかもしれません。
そもそも、定期テストでクラス落ちすることは、低学年の頃からあるわけですし。

授業の成績が良くても悪くても、結局は、合格するために、自分なりのペースで勉強をしていくのみです。

長女は、サピックスの成績が良くても悪くても、何が何でも合格したい、と言っています。
その意思は固く、目標に対する気持ちのブレは全くありません。

クラスが下がると、食事をしたりテレビを見ながら、私に延々と愚痴った後、「でもやっぱり受かりたいんだ。やるしかない」と言います。
そのための指標は、α1コースに居続ける事になっています。

そして、α1にいたいもう一つの理由は、5年生以降すっかり固定メンバーになっている同じクラスの子達と離れたくない、という事です。
5年生以降、初めて見かける子は1人もいないと言うのです。

α1に出入りする子の顔は固定していて、α1から落ちたことがない子達もいますが、α1とα2を行ったり来たりしている子達もいます。
たまにα3に落ちてしまう子もいますが、しばらくすると、また戻ってきます。
逆に、α3常連の子がいきなり上がって来たと思ったら、また元に戻っていく事もあります。

いずれにせよ、みんなすっかり顔なじみなので、α1にいると落ち着くそうです。

今のクラスより上のクラスは無いからと言って、手を抜く事はありません。
同じクラスの子達が授業中に見せる優秀さに感心し、負けていられないと思うからです。
メダル常連の子ばかりの中で授業を受ける事は、何かと良い刺激があるようです。
長女自身も、クラス落ちすることもあるのは承知の上ですが、クラスの昇降よりも、常にメダルを取ることを念頭においてます。

また、現時点では、α1にいる子は9人で、そのうち女の子は3人。
5年生の頃は、クラス内に女の子が半数以上なんて時期もあったのですが、6年生に入ってから減りました。

長女は、ずっとα1で一緒の女の子が1人いて、その子と席が隣同士になることがあるのが楽しいと言います。
当然、土曜日の女子だけのコースでも一緒のクラスです。
必要な話以外の会話はほとんどしなくても、親しみを感じているようです。

一方で、α1常連の男の子達の存在も、長女のモチベーション維持に大きく関係しています。

授業中の、元気な男の子達と先生とのやり取りは、掛け合い漫才のようで楽しく、科目によっては、笑いっぱなしであっという間に授業が終わるようです。
時には女の子も、その会話に参戦し、更に話が盛り上がることもあり、楽しそうです。

小学校の同級生の男の子達がゲームや漫画の話ばかりなのと違って、聞いていてとても楽しく興味深いと言っています。

毎回の授業は、量が多く考える事も増えて大変ですが、5年生の時から変わらない周囲の子達と授業を受ける事はとても楽しみにしています。
長女は、小学校が嫌いというわけではないけど、サピックスのほうが楽しいし好きとも言っています。

実際の入試ではどんな結果が出るか分かりませんが、「サピックスは楽しいし好き」という言葉は、私にとって、サピックスに入れて良かったと思う瞬間です。

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